最近はコロナの影響もあってかFX投資に興味を持った人が増えてるみたいで、俺のところにも「FXやってみたいです」みたいな質問がよく来るようになりました。
中でも、「FX自動売買ツール(EA)ってどうなのでしょうか?」とEAに興味を持っている人が多い印象。
そこで今回はFX自動売買ツールのしくみやメリットなんかの説明をしたいと思います。
EAとも呼ばれるFX自動売買ツールは、FXの取引を何から何まで自動でやってくれる優れもの。難しいことを考えなくていいので、初心者から上級者まで幅広くオススメです。
実際に俺自身、裁量トレードだけでなくて、EAも利用中。
もちろん、デメリットもあるので、そのあたりについても数多くのEAを利用したり、プログラマーと共同開発したりもしている相場師の俺が簡単に解説をしていきます。
FX自動売買ツール / EAとは?

FX自動売買ツールは名前の通り、FXの取引を完全に自動でやってくれるシロモノ。
「Expert Adviser(エキスパートアドバイザー):専門家の助言」の頭文字をとって、EAとも呼ばれています。
完全自動なんで、パソコン付けて、EA起動して、あとは見てるだけ。
いや、見てる必要すらありません。
飯食っててもいいし、なんだったら外に飲みに行ったってOK。
俺らの代わりに、ひたすら売買を続けてくれてるので、任せっきりにできます。
なんでそんなことできるのかっていうと、EAは過去のデータやらチャートの変動やらを分析して、最適な売買タイミングを計算できるんです。
EAにもよりますが、大体そういう風にプログラムされています。
そういうわけで、「専門家の助言」の通り、買う時期や銘柄、売るタイミングは、全部任せることが可能。
もちろん、慣れてきたら自分に合った取引ができるように、ある程度カスタマイズするのもアリです。
とはいえ、EAもピンキリ。
クソみたいなプログラムだったり、そもそもプログラムと呼べないような幼稚な計算しかしてないものも存在します。
そんなのに任せてPCを離れると、地獄を見るから注意が必要です。
FX自動売買ツール / EAがオススメな理由【3つのメリットを解説】

メリット1:テクニカル分析をする必要がない
次に、なんでFX自動売買ツール/EAがオススメなのか、ってところを解説します。
とりあえず1番大きなメリットは、「テクニカル分析をしなくていい」というところ。
FXは、相場が秒単位で変わります。
その目まぐるしい変化の中で、「どこが買い時か?」「いつ売ればいいか?」を決めなきゃいけません。
そういう時に使われるのが、テクニカル分析です。
テクニカル分析とは、昔からいろんな人たちが研究して、「チャートがこういう動きをした直後は値上がりする!」だとか、めちゃくちゃ難しい計算をして値動きを予測するとか、売買の参考にされてきたもの。
ただ、どの方法も簡単ではありません。
自分でテクニカル分析マスターしようとしたら、時間がいくらあっても足りないほどです。
しかも、毎回同じ方法で当たるとも限らないんですよね。
だから、いくつもの分析を同時にしたり、重ね合わせたりする必要があります。
つまり、ハードルがかなり高いということ。
そういうのを代わりにやってくれるのが、EAのいいところなんです。
EAは最初からテクニカル分析用のプログラムが入っているので、自分で計算する必要がありません。
チャートとにらめっこして、あーでもないこーでもないと、ムダな時間を過ごす必要もなし。
テクニカル分析のような難しいことは、専門家に任せればOKです。
FXでしっかり稼ぐには、勉強が必要。
でも、「勉強してからFXを始めてみよう!」じゃ、時間がもったいないですよね。
EAはあなたの代わりに売買して稼いでくれるから、FXしながら勉強できます。
これがFX自動売買ツール最大のメリットだと思います。
メリット2:感情に左右されて後悔することがない
EAを使ってると、感情に左右されないっていうメリットもあります。
投資で1番厄介なのが、メンタルに邪魔されること。
「もうちょっと上がるんじゃないか?」
「もしかしたらこれまでの儲けが吹っ飛ぶかも…」
こういう考えのせいで、損をする人はアホほどいます。
ただ、人間である以上、こういった思考をしてしまうのは仕方がありません。
でも、そのメンタルに引っ張られてると、いつまでも稼げないままです。
こういう時は、とりあえずEAに任せたほうがいいでしょう。
EAはプログラムなので、どんな時でも機械的に、ロジックに忠実な売買を進めてくれます。
ムダな欲も出さなければ、不必要にビビッたりもしない。
FX初心者にはありがたいし、投資に慣れてからでも重宝します。
相場はこっちの都合お構いなしなので、私生活がうまくいかなくてイライラしてる時でも、酒飲んで酔ってる時でも、売買の判断を求められる場面が出てきます。
こういう「いつもと違う状態」は変な取引をしがちなので、EAがあると助かるんです。
メリット3:チャート画面に張り付く必要がない
「テクニカル分析をしなくていい」に通じますが、チャートに張り付く必要がないってのもかなり助かります。
EAを使わない場合、自分で売買の判断をしなければならないので、必然的にFX取引をしてる時はネットから離れられなくなります。
でも、新しくできたEAの評価もしたいし、サロンのメンバーに有益な情報届けたいし、他にも稼げる案件あるなら調査したいんですよね。
でも時間は有限だから、なかなか同時進行も難しい。
そういう時EAなら、少なくともFX取引は任せっきりにできます。
とりあえずある程度の収入を確保しつつ、他のことできるってデカイですよね。
こういう時間を使って、資産を雪だるま式に増やせるっていうのも、EAの魅力だと思います。
FX自動売買ツールの注意点【デメリットもあるぞ】

予測不能の相場に完璧に対応できるわけではない
ここまで、FX自動売買ツールのいいところばかり紹介してきました。
しかし、EAにももちろんデメリットはあります。
EAは専門家であって神じゃない。
つまり、「絶対当たる」ってわけではありません。
当たり前なんですけどね。
EAは基本的に、過去のデータをもとにプログラムが作られています。
つまり、これまでなかったような、突然の相場の変動には対応できなかったりします。
そういう予測不能の事態が起こったときは、いくら優秀なEAでも損失を出すことも。
もちろん、それもEAの質によってかなり差が出てきますが。。
例えばですが、2020年はコロナウイルスで世界的に市場が大混乱しました。
これで溶けたEAは腐るほどありましたが、大きな影響がなかったり、むしろこれまで通り稼げてたEAだって存在しました。
これも、開発者が「どこまで想定しているか」で変わってきます。
だから、「このEAツールが最強!これだけに頼る!」ってのはちょっと危ないかもしれません。
「普段はこのEAを愛用するけど、相場が荒れているときはこっちのほうが頼れる」みたいに、いくつかのパターンを持っているのもアリですね。
確かに優れたEAは、任せっきりでガシガシ稼いでくれるから、安心感で放置しちゃいたくなるのもわかります。
ただ、いざってときにそのEAで対応できるかどうかは、その時になってみないとわかりません。
何が言いたいかというと、あんまりにも完全放置はやめとけってことです。
さっきも言いましたが、飯食ったり飲み行ったり程度なら、何かあっても「やっちまったな」で済むかもしれません。
でも、EAに任せたまま海外旅行に行ったりすると、いざってときに資産溶け切ってドロドロになるかもしれないので気を付けましょう。
俺自身、裁量だけではなく自動売買ツールも使っている
そんなわけで、俺自身は自動売買ツールも使ってるし、裁量トレードもしています。
ちなみに、裁量トレードというのは、売買を自分で判断すること。
FXを勉強して詳しくなってくると、専門家に意見したくなる時だってあるし、場合によっては専門家よりいい判断ができる時だってあります。
もはや、自分が専門家の1人みたいな状態ですね。
さっきの例に挙げた予測不能の相場や、急激な変動なんかは、自分のほうが早く判断できるケースだってあります。
これが、EAを使いつつ、FXの勉強が大事な理由です。
とはいえ、俺も常に冷静な判断ができるわけではありません。
他にもやりたいこと、手を出したい仕事だってあります。
だからこそ、勉強して得た知識で裁量トレードしつつ、他のことで稼いでいるとき、あるいは冷静な判断ができなそうだと思ったときなんかは、EAに頼っています。
つまり、分散投資ってことですね。
こうすることで、リスクの分散にもなるし、時間もうまく使えるし、ほっといても稼いでくれるのはメンタル的にもかなりデカイ。
そんなわけで、FX自動売買ツール/EAは初心者から上級者まで、FXプレイヤーに幅広くオススメです!
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相場師ピエロのプロフィール

24歳。大阪生まれ、東京都在住。 15歳で株デビュー。
いきなり200万溶かすホロ苦デビュー。
医学生になるために予備校に通い勉学に励みながらトレードをするが、いつしか開業医の月収を超え出して、医者への道を損切りすると決意。
その後、19歳で起業し初年度4,000万売り上げる。
トレード、メンタルや相場感を高く評価され、22歳で海外のファンドマネージャーとして総額14億5,000万円の運用を任される。
現在はフィリピンと東京にマンションを購入しデュアルライフをしながら、オンラインサロンや合宿などで、トレーダーに相場師のなり方を教えている。
